E3 2017や、今年のParis Games Weekでのお披露目はなかったものの、「Dreams」の開発は現在も進行しているという。
VG247とのインタビューにおいて、ソニーのワールドワイド・スタジオ副社長のマイケル・デニーが「Dreams」について言及した。過去2年間、スタジオは同作についてあまり情報を公開していないが、今現在でもゲームの開発は進行していると彼は保証した。
「ゲームは今でも開発中で、とても、とても面白いものになっています」とデニーは語った。「メディアモレキュールがすることなすこと、全てに私たちは魅了されています。まだまだ開発中で完成までにはまだ時間がかかりますが、とても素晴らしい出来となっています。このゲームに関して次に語る時が待ちきれません」
私たちが「Dreams」を再び目にできる機会についてもデニーは仄めかした。その機会はもうすぐやってくるだろうと語るデニーは、その時には「人々を驚かせてくれる」だろうとも述べた。
「このゲームは壮大な、信じられない程素晴らしいものになります。私たちはその様子を以前にも紹介したはずです。もう一度ゲームを紹介する時ーー正確な日時に関しては保証できませんが、もうすぐのはずですーー人々を驚かせてくれるでしょう」とデニーは語った。
忘れている人のために説明するが、「Dreams」においてプレイヤーは、マップ上でアイテムを作ったり、キャラクターを入手することでパズルを解いていくことになる。また、プレイヤーは生きた絵のような世界を作ったり、他のプレイヤーと一緒にスケッチを楽しんだりすることもできる。
Paris Games Week 2015にて告知され、去年中の開始を予定していた同ゲームのベータ版だが、それも今年へと延期された。その時期には、「Dreams」の基本的なゲーム機能の開発を終了したことをメディアモレキュールが公表しており、「ゲームのキャンペーンも滞りなく進展している」と述べていた。
しかし、スタジオがゲームのベータ版を公開するには、バグの修正やこまかい調整などが必要ということが判明したという。「Dreams」はIGNが選ぶ、E3 2017に出展しなかったゲームのトップ10(英語)にランクインしている。