息をのむ芸術的なファンタジー世界
『ゼノブレイド2』の世界観は、まさに芸術的!
この美しい世界、実は「巨神獣(アルス)」という巨大な生物の上なんです。
まじでーッ!?
こんなロマンあふれる世界観で遊べるなんて感動ですよね。
『ゼノブレイド2』は、まぁ世界が大きい!
広さという意味ではまだまだこれからなんだけど、大地の大きさに思わず息をのんでしまうくらい圧倒されます。
RPG作品ですが、フィールドでは「ジャンプ」が可能。
ちょっとした段差から、落下ダメージで倒れてしまうような飛び降り、高所からの水中ダイブまでできてしまうんです。
- 思わず心臓が「ヒュン!」としてしまうような高い場所
- 空を見上げて目指したくなるランドマーク
縦方向にも展開されるフィールドデザインが素晴らしいからですね。
ゲーム内では時間が流れており、時間や天候によって表情を変える大地を見ることができます。(好きな時間に変更できる)
それでもまだまだ序盤なので、この先もどんなロケーションに出会えるのか楽しみです!
フィールドでのサブクエやワープ機能
フィールドには、アイテムを採取できるポイント、巨大な街でのサブクエストなどが用意されてます。
大地の外に広がる雲海は泳ぐことができ、時間によって高さが変わるので、行ける範囲が変化します。
ワープポイントがかなり細かく設定されているので、移動もサクサク。
ロード時間も短いのでストレスがありません。
タイミングと位置取りが重要な白熱バトル
戦闘は、通常攻撃はオート。
通常攻撃を当てることで溜まるスキル(3つまでセット可)を使って敵と戦います。
- 背面特攻
- 側面特攻
など、スキルの特性を活かせるような位置取りが重要ですね。
リズム感が気持ち良いコマンド入力
スキルは通常攻撃を当てたタイミングで発動すると「必殺技ゲージ」が溜まったり、必殺技は「コマンド入力」や「ボタン連打」が必要だったりと、アクティブな操作が印象的です。
コマンド入力がタイミングよく入力できると、ダメージが増えるのはもちろん、エフェクトや効果音がどんどん加算されていくので、まぁ気持ち良い!
ボタンを押すタイミングに小気味のよさがあって、
リズム感が良いッ!
戦闘BGMのカッコ良さも相まって、
ノれる戦闘だよ!これは!
難易度はややマイルドになった印象
敵は強いです!油断してたら格下でもすぐやられます!
序盤からレベル80の敵が闊歩しているような世界です。
しかし、『ゼノブレイド』よりも初心者に優しくなったんじゃないかという印象です。
クエストでもらった経験値は、宿屋で清算しないともらえないようになっていて、ヒリヒリした戦闘を楽しみたい人はレベルを上げないように難易度の調整ができるようになっているんですね。
つまり、下手な人は宿屋でガンガンレベルを上げてしまえばいい。
- 戦闘後全回復
- 格下と戦っても取得経験値が減らない
- 倒れてもすぐ近くのポイントから復活
難しいながらも、努力が報われる仕様なので、心折れずに楽しめるようになっていると思います。(それでも敵が強くてよく死にますけどね!)
楽しくて熱いストーリー
ストーリーは熱いのが良いですねぇ~!
主人公は、「ヒロインを何がなんでも守るんだ!」っていう一本筋がズドーン!と通っているので、気持ちが良いくらいです。
主人公はヒロインと出会ったばかりだし、ヒロインには謎も多い。
そんな人物を「なぜ守るか?」という部分が重要なんですが、もうね、これ文句のつけようがないです!
誰もが納得せざるを得ない完ぺきな理由付けが用意されているので、どこまで主人公が熱かろうが、盲目的にヒロインを守ろうが、疑問が浮かばないんですね。
それでいて、まっすぐに熱いから、応援したくなってしまう!
アニメ調を活かしたコミカルな描写
『ゼノブレイド2』はアニメ調のキャラクターデザインになっていますが、これは「楽しい」方向へ活きていますね。
戦闘中の掛け合いはうるさいくらいですが、仲間の状況を把握できるので重宝します。
ちょっと大げさなくらいにデフォルメされた表情とか、ボケとツッコミが楽しい会話だとか、仲間たちのやりとりが賑やかで面白いです。
ムービーや狭所で序盤のつかみが弱い
序盤は、少々つかみが弱いかなと感じました。
ゲームを始めたばかりの時に「見ているだけの時間」が長いのは、退屈に感じてしまいます。
プレイ前からこの世界を愛しているなら気にならないかもしれませんが、多くの人はまだこの世界に入り込めていないので、自分の足で世界を知っていく時間がもっとあって良いかなと思います。
あとは、広大なイメージのゼノブレイドを想像してプレイすると序盤は狭いエリアが多いです。
3時間ほどプレイすると平原に出られるのですが、それまでは狭かったり、暗かったりで、我慢の時間が続きます。
その分、平原に出られた時の感動も大きいんですけどね!
個人的には、もっと早い段階で心をつかむフィールドに出会えるとうれしいですね。
よくも悪くもアニメっぽいキャラクターたち
肌露出の多いヒロインや属性が付与されたキャラクターなど、良くも悪くも日本のアニメ要素を取り入れているので、ここは好みが出るところかなー。と思いました。
個人的にもあんまり得意ではない部分なので、常に頬が紅潮していたり、ふしめがちで恥ずかしそうにしているなヒロインはちょっと苦手かなぁ…。
逆に言うと、ヒロイン以外はそんなに露骨じゃないので思っていたよりも馴染みやすいです。
先にも書いたように、賑やかで個性的なキャラクターたちは見ていて楽しいので、良い方にも振れていますしね。
覚えることはかなり多い
戦闘システムや成長システム、コンボのつなげ方など、覚えることが多くかなり苦戦しますね。
それでも、しつこいくらいに丁寧なチュートリアルで教えてもらえるので、ちゃんと読んでいけば理解できると思います。
成長要素は、主人公と補助役のヒロインでは異なっていて、理解したつもりでも抜けがありそうで怖いなぁ~。
街にあるお店の種類は軽く10は超えるし、それだけアイテムも細分化しているので、システムとの格闘が一番の難関かも。
まとめ
序盤はスロースタートな部分が目立ちましたが、ノれる戦闘や、納得感のある主人公の熱いストーリーに夢中になって、いよいよ本領発揮というところです。
絶景を楽しみつつ『ゼノブレイド2』を満喫したいと思います!