PAXオーストラリアにてIGNは、「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(PUBG)のクリエイティブディレクターのブレンダン・グリーンにインタビューを行った。IGNに対して彼は、PUBGが限られた広告予算でどのように大きな成功を収めたかについて語ってくれた。
「私たちはSteam上で販売を開始しました、ご存知でしょう?」とグリーンは言う。「この決断により私たちは宣伝に予算を割くことなく、売れ残しも作らずに、何百万本という売上を達成できたのです……。AAAタイトルと同じくらいの売上を達成するのに、マーケティングや宣伝に多大な予算が必要ないというのを私たちは証明したのです」
グリーンによれば、早期アクセス版の「PUBG」をSteam上で発売開始する前、開発チームは「1年目に500万本」売れてくれればという期待を持っていたという。
「その目標は発売開始から数数カ月で突破し、今となっては1500万本以上売り上げました」とグリーンは続けた。「この売上により、チーム内部における『PUBG』の将来設計について見直しをしなくてはいけなくなりました。なぜなら私たちのサーバーシステムは、約100万人のプレイヤーからのアクセスを想定して設計されていたからです。プレイヤー数の上限としてはそれくらいが妥当だろうと私たちは思っていたのです」
「(同時アクセスプレイヤーが)100万人を超えるなんてありえないだろう?それこそ『DOTA』以上じゃないか。そんな人数を超えるなんてありえない、と私たちは話していました。現在では200万人を超え、私たちのエンジニアチームもイタチごっこのように努力をしています」
「私たちはこのゲームをサービスのように提供したいのです…10年、20年先まで続けたいのです、わかるでしょう?マップのバリエーションや新しい武器、新しい乗り物を増やしたりと、私たちはこのゲームをさらに洗練していきたいのです。」
「PUBG」はSteam上で早期アクセスにも関わらず、その売上が1800万本を越えたことが11月1日の時点で確認された。早期アクセス版の終了及び正式版のリリースは、Xbox One版の発売後となる12月下旬を目指しているとのことだ。
「PUBG」のXbox Game Preview向けのリリースは12月12日を予定。